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magumaの日常を半強制的に知らしめるページ


by maguma55

天高く馬肥ゆる秋...

と言う言葉があります。しかし、俺は肥えない。
秋から冬にかけて馬と共に肥ゆることが良くある自分は秋と冬もなるべく運動をして肥ゆる事の無い様に勤めようと思うのです。
体を動かさないとやはり人間駄目です。動かないでいるとストレスも溜まりますしね。
第一俺は馬じゃないしね。

酒に対してまさに歌うべし
人生いくばくぞ
たとえば、朝露の如く
去り行く日々の苦多し

これは中国の江東という場所を残してほぼ全土を治めた曹操孟徳が全土を支配するべく向かった長江の地でまさに決戦をせんとする時に今までの苦難の道のりを思い出して歌った詩なのですが、俺には全く良さが分かりません。意味は何となく分かるんですが、要は、

酒を酌み交わしつつ歌っちゃおうか?
人生って本当に短いよね。うん
例えるなら、朝露のような感じかな
いやね、俺本当に辛い日々を送ってきた訳なんだ

というような事を言っているのではなかろうかと。
俺はこれに対して、「おおお、曹丞相これはまた傑作ですな!はははは!」なんて言葉をかけるような事の出来る人間では無いのです。
柴田錬三郎によると曹操の家臣達はことごとくこの詩に感動し、おのが主君の凄さに改めて感じ入ったというのですが、俺はそんな事出来ないだろうと思われます。
もし俺が家臣であったとするならば、周りの雰囲気や顔を伺い、「うんうん、良いねこれ、凄いね。」と言った感じで周りにあわせる位で終わるでしょう。即興で歌ってしまうのと、さらにそれをあっという間に理解してしまう彼等。んんん。
まあ、こんな詩をうたってみても彼は結局この後の戦にボロボロに負けてしまうのですが。
まあ、あんまり詩と戦は関係なかったと。
やはり、戦は気合と頭だと。
そう言う事です。
by maguma55 | 2005-09-14 01:55